トヨタのサブスクリプションのＫＩＮＴＯ「〇〇な人はやめなさい！」

こんにちは♪
自動車業界歴１５年以上の国家１級自動車整備士です。

今回は前から少し興味のあったトヨタのサブスクリプションのＫＩＮＴＯについてトヨタの営業マンにお話を聞いてきました。
結果は、相談した数秒後「やめておけ」との回答をもらいました。

僕がＫＩＮＴＯで車をリースした場合どうなの？

普段どのように車を使っていますか？

主に通勤です

月にどれくらい走行されます？

こんな会話をしていたらすぐにＫＩＮＴＯはやめた方がいいとアドバイスされました！
僕がＫＩＮＴＯをやめた方がいいと判断された理由をご説明します。
この理由に気付かないで乗っていると取り返しのつかない事になるので注意してください！

僕がＫＩＮＴＯを止められた理由
ＫＩＮＴＯを使うと損をする人の具体的な例
走行距離意外に気を付けなければいけない事
まとめ

僕がＫＩＮＴＯを止められた理由

簡単に言うと走行距離が多すぎるという事です。
ちなみに僕は完全地方の田舎に住んでいます。
人口２０万人もいない市です。
職場までの距離も結構遠いのと休日も遠出したりと車を使わない日は無く、距離をたくさん走る生活をしています。
平均すると年間２５，０００ｋｍ位は走行します。
周りの人も結構みんなこんな感じでそんなに多い認識はありませんでした。
ただトヨタのＫＩＮＴＯには完全に適さない使い方でした！
むしろＫＩＮＴＯだけではなくほとんどのカーリースには適さない事が判明しました！

ＫＩＮＴＯを使うと損をする人の具体的な例

ＫＩＮＴＯは月に１，５００ｋｍの走行距離で３年契約の場合５４，０００ｋｍまででしたら追加料金はかかりません。
しかし、契約満了時に５４，０００ｋｍを超えてしまった場合１ｋｍにつき１１円の追加料金がかかります。
僕の場合は年間２５，０００ｋｍ位走ってしまうので月に２，０８０ｋｍ以上走行します。

２，０８０ｋｍ　－　１，５００ｋｍ　＝　５８０ｋｍ

1ｋｍにつき１１円の追加の為、ひと月６０００円以上の追加料金がかかってきます。
※実際の支払いは契約満了後に支払うみたいです。

ですので３年間契約した場合かなりの額になります！

２５，０００ｋｍ　×　３年間　＝　７５，０００ｋｍ

５４，０００ｋｍよりも２１，０００ｋｍ分も追加料金を支払わなければならず、３年後の契約満了のタイミングで追加で２３１，０００円もの支払いをしなければいけません。

２３万円は高すぎます！
要するに「使い過ぎな人はやめておけ！」という事ですね。

走行距離意外に気を付けなければいけない事

ついでに走行距離意外に気を付けなければいけない事もアドバイスいただきました。
それは任意保険についてです！
トヨタのサブスクリプションのＫＩＮＴＯは任意保険費用も定額価格の中に含まれています。
その為、今僕自身が加入している保険の等級を引き継ぐ事ができないという事です。

僕の現在の任意保険の等級は２０等級です。
一番割引率がいい状況ですね！
我ながら素晴らしい！

しかしトヨタのＫＩＮＴＯではその等級を引き継ぐ事はできません。
ですのでいったん任意保険の中断手続きをしておく必要があります。
忘れてしまった場合は３年間のＫＩＮＴＯの契約が終わりやっぱり普通に買おうって思った場合は６等級からの加入となる為１５年以上育ててきた任意保険の等級が無駄になります！
中断証明の手続きをしていても１０年で効果が無くなりその後はやはり６等級からのスタートとなります。

初めて車を購入する人やお年寄りの最後の車みたいな購入の場合はＫＩＮＴＯは有りかもしれません。
しかし、ある程度任意保険の等級が良くなっている３０代以降の人で今後も長く車を使用し続ける場合は任意保険の等級について注意が必要です！
ＫＩＮＴＯを試す際も任意保険の中断証明の手続きをして等級を無くさないように注意してください！
トヨタの営業マンも説明をしてくれるはずですがＫＩＮＴＯが、あまり普及していない地方のディーラーはＫＩＮＴＯ自体の具体的な内容や手続き方法を十分に理解していないスタッフもきっと大勢います！