民間工場の整備士とディーラー整備士の仕事内容の違い

皆さんは大切な車をどこで車検や修理していますか?
近所の車屋?大手カーディーラー?

今回は民間の自動車整備工場とカーディーラーでの自動車整備士の仕事を比較していこうと思います。

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ディーラーはできて民間整備工場ではできない事

どちらも自動車整備工場として車の点検修理で行うことは大きく変わりません。
ですが根本的に民間ではできない作業があります!
民間の規模、設備に関係なくできません。

それはメーカー保証やリコール作業といった自動車メーカーの代理で行う作業です。

新車で購入した場合の3年間5年間といったメーカー保証はカーディーラーで作業が必要ですし、リコールなんかも各ディーラーから案内が届きます。
このようなメーカーが関係する作業については民間自動車会社では対応できません。
※一部の民間自動車会社はメーカーに認定され作業可能な場合があります。

時々、大規模リコールが発表されましたとニュースで報道されていますがディーラーメカニックは大慌て!
作業内容の確認、入庫準備、毎日大量のリコール作業。
通常業務に加えての仕事になるのでいきなり仕事量が激増してしまいます。

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民間工場とディーラーの日常業務の違い

大きな違いとしては専門性です。
民間自動車工場は様々なメーカーの車を取り扱いますが、ディーラーは取り扱いメーカーの車がほとんどです。
故障診断は特に専門性が問われる仕事です。
民間と比較できないほど全国の故障事例や情報を持っているディーラーは圧倒的有利です。
民間整備工場からの故障診断依頼も非常に多いです。

逆に民間は幅広い業務を行う為様々な知識を得ることができます。
オールメーカーの車の作業や車の登録業務、販売業務などディーラーで言えば営業スタッフや事務スタッフが行う仕事まで幅広く行う事があります。
車業界で必要な知識である販売、登録、整備の経験ができる魅力がありますね。

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