バッテリー上がりは車のトラブルの中でも1番多く、なんとJAFの救援内容のおよそ4割を占めています。
このようなことにならないようにバッテリー上がりの前兆を把握してバッテリーが弱ったなと思ったら早めの交換をするようにしてください。
車屋にバッテリー交換を進められてもちょっと待って!
バッテリーを半額以下で交換できる方法があります。
詳しい内容はこちらの記事からどうぞ!
車のバッテリー交換で値段を安くする方法徹底解説【価格が半額以下になった人も!】
バッテリー上がりの主な原因
・車の使用頻度が明らかに少ない
・超短距離走行の繰り返し(エンジンON時間が短い)
・電装品をたくさん取り付けている
バッテリー上がり(弱ってきた時)の前兆(古い知識)
よく言われるのがこちら
・パワーウインドウの動きが遅くなった
・夜間のライトが暗い
間違えてはいませんが本当にこの現象だけでバッテリー上がりの前兆は把握できるのでしょうか?
僕はそうは思いません。
もちろん先ほどの3点はとても重要です。
20年くらい前の車で、当時のバッテリーなら僕も賛成です。
同じことを言っていたでしょう。
しかし、今は2020年代!
車もバッテリーも進化しています。
それにアイドリングストップ車も多く、お客様にアドバイスするポイントは変わったと思っています。
少なからず僕は変えています。
バッテリー上がりの前兆を正しく簡単に確認する方法
基本的な考えとして昔に比べ車とバッテリーの性能が進化した為エンジンの掛りが弱ってきたなという前兆は非常にわかりにくくなってきました。
感覚的には昨日までは正常にエンジンがかかっていたものが翌日いきなり始動不能となる感じです。
室内灯をつけっぱなしとかライト消し忘れとかではなく一晩でいきなり元気だと思っていたバッテリーが上がる。
バッテリーはギリギリまで元気なことが多いんです!
ですので、先ほどの3つの方法だけで把握するのは難しい。
バッテリー上がりの前兆を正しく簡単に確認する重要なポイント
電気負荷を与えた時のヘッドライト、室内灯の明るさでチェックするとわかりやすいです。
エンジンがかかった状態でライトはハイビーム・・・明るさの変化を確認
室内灯点灯・・・明るさの変化を確認
エアコンオン・・・電気負荷用
デスロスターMAX・・・電気負荷用
このようにできるだけ車の電気負荷を多くした状態に設定します。
この設定状態でハンドル回しながらパワーウインドウを全ドア同時作動してください。…電気負荷用
その時のヘッドライトの明るさで確認します。
以前より明らかに電気負荷をかけた時にライトが暗くなったら要注意です。
ポイント
以前(正常状態)と比較する必要があるので正常な時のライトの明るさを事前にチェックしておきましょう。
バッテリー上がりの前兆ではこのようにあえて負荷をかけた状態でのライトの明るさ変化でチェックするとバッテリーの弱り具合が確認できます。
アイドリングストップ車はバッテリーの充電・放電の状況をコンピューターで確認しています。
バッテリーが弱っているとアイドリングストップしにくい状態になります。
本来アイドリングストップしていたタイミングでなかなかアイドリングストップしないと気付いたらバッテリーが弱り始めたという事になります。
注意
エンジン暖気中やエアコン優先の場合もアイドリングストップしないので勘違いしないように気を付けましょう。
バッテリーを長持ちさせる方法
無駄な電気を使用しない。
ナビは消す、エアコンはOFF、音楽OFF、夜間信号待ちではライトを車幅等にする。
こんな方法もありますが現実的ではなく大きな効果も期待できません。
重要なポイントだけ押さえておきましょう。
バッテリーはエンジンがかかっている状態にオルタネーターという発電機で発生した電気を蓄電にあてています。
という事はエンジンON時間が長ければOK
正確に言うと走行条件によって充放電収支が変わってくるので難しいですが短距離走行の繰り返しではエンジン始動に使った電気を回収しきれなかったり、長期間エンジンをかけないと自然放電でバッテリーが弱ってきます。
そんな時は30分~1時間程度でいいので定期的にエンジンをかけてください。
充電されます!
出来れば郊外をドライブがおすすめです!
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