車を購入する場合の値引き交渉は誰でも行っている行為です。
定価で購入している人はまずいません。
販売店側としても値引きして当たり前と事前に想定していて、車種毎にそれそれ値引き金額が決まっています。
同じ車でも一人一人購入金額は異なりますし、商談の内容によって金額は大きく変わってしまう場合があります。
ですので、値引きに負い目を感じることなくしっかり比較し値引きをして後悔の無いいい買い物をしてください。
この記事では、後悔の無い最高の商談をするための方法を紹介します。
ポイントをおさえて商談すれば営業マンと良好な関係性を築け、値引き金額も多くなり最高の買い物ができるようになります。
国家1級自動車整備士資格、自動車検査員資格を保有。車業界20年の経験から得た知識をお伝えできればと思います。
値引きできる項目
車の購入時の費用は、車の車体価格とオプションで後から取り付ける用品価格、税金等の諸経費に分けられます。
車体価格からの値引き
車体価格の15%が販売店の利益と言われています。
なんと原価率約85%という商品が車なのです。
200万円の車体価格であれば仕入れ値が170万円という目安になります。
ですので、この場合車体価格の値引きはこの30万円に対してどれだけ値引きしてもらえるかという事になります。
後付け用品価格からの値引き
後付け用品価格は部品代と工賃に分けられます。
通常自動車工場での1時間当たりの工賃は8,000~9,000円となります。
作業時間2時間であれば16,000円~18,000の工賃となります。
これは私の間隔ですが1時間当たり4,000円程度まで価格を抑えられる間隔です。
これは販売店も人件費分の原価を割らず多少の利益が出るので工賃値引きの目標にしたい金額です。
用品の部品代は利益率がよく物にもよりますが定価の50%から40%が利益率となります。
車の値引きは社内での規定があり交渉が蒸すかしい場合は用品を原価ギリギリまで交渉してみてください。
諸費用等の費用
この部分では車庫証明代行料がいくらなのかを確認するといいでしょう。
そもそも車庫証明が必要ない地域もあります。
費用としては1万5千円前後の値段設定が多いと思います。
必要ない地域なのに金額が追加されている場合はしっかり指摘してください。
また、車庫証明は警察で手続きします
この費用は一番最後に自分で行う旨を伝えることをおすすめします。
手数料で1万円利益がある状態での値引き額と手数料利益0円での値引き額は前者の方が値引きには有利です。
販売店にとってはちょっとした手続きで単純に1万円以上の利益が出る項目なので車両、用品での値引き交渉が終わってからの最後に伝えましょう。
申請費用約2,000円
標章費用約500円
※地域によって誤差があります。
3,000円程度の費用は自分で行っても販売店に代行してもらっても発生する費用です。
手続き時間も書類を提出するといった簡単なものなので自分で行って1万2千円節約しましょう。
コメント