大型自動車は存在しない?!自動車の大きさでの分類 車の大きさについてカタログでの寸法とは?

自動車

意外と知らない!大型自動車は存在しない理由、自動車の寸法を解説!
正しく知らないと車庫に入らない可能性もあります。
自動車の大きさで分類が変わる。大きさによる区分とカタログでの寸法について解説!
全長、全福、全高、最低地上高、ホイールベース、トレッドについて
小型、普通、軽自動車のそれぞれの大きさとは?


自動車の寸法について

【全長】
自動車の最先端部から最高端部までとなります。
写真でいうとフロントバンパーの先からリアバンパーの先までということです。

【全高】
自動車の高さです。この高さとはアンテナは含まれておりません。路面から屋根までの高さになります。
注意)
車の車庫が低い方は要注意です!
例として車庫の高さが2mの場合1.95mの全高の車両を購入してもアンテナ分の高さが含まれていませんので車庫に入らないケースがありますので注意してください。

【ホイールベース】
前タイヤ中心とと後ろタイヤ中心の長さです。
通常このホイールベースが長いと車両の直進性が向上します。乗り心地や走行安定性が良くなります。また、室内も広くなり居住性が良くなります。
しかし、最少回転半径は大きくなってしまいます。要は小回りがきかない車となってしまします。

【全幅】
自動車の幅の最大値です。ただドアミラーは含まれておりません。
注意)
車の車庫幅が狭い方は要注意です!
例として車庫の幅が2mの場合1.8mの全福の車両を購入してもドアミラー分の幅が含まれていませんので車庫に入らないケースがありますので注意してください。ちなみにドアミラーは左右にあります。たとえ畳んだとしても合わせて20cmはあるでしょう。
まぁ幅がギリギリの場合は降りれないと思いますが、、、

【トレッド】
左右のタイヤの中心間の長さです。タイヤの外側でも内側でもなく真ん中の距離になります。フロントとリヤのトレッドは同じとは限りません。
このトレッドが長いとコーナリング時の安定性が向上しまし。

【最低地上高(ロードクリアランス)】
路面から自動車のもっとも低い部分までの長さになります。この最低地上高が低いと車両の重心が低くなります。すなわち走行安定性が向上します。
しかし、雪道での走行に支障がでたり道路の障害物にぶつかる危険性が高くなります。


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道路運送法による自動車の分類について

区分長さ高さ備考
小型自動車
(乗用・貨物)
4.7m以下1.7m以下2.0m以下最大積載量2,000kg以下
総排気量2.0ℓ以下
普通自動車
(乗用・貨物)
12.0m以下2.5m以下3.8m以下車両総重量25t以下
軽自動車
(乗用・貨物)
3.4m以下1.48m以下2.0m以下総排気量0.66ℓ以下

道路運送車両法には大型自動車という区分はありません。勘違いしている人も多いのでは?
小型特殊自動車、大型特殊自動車といった区分はありますが、大型自動車はありません。要はトラックなどの大きさは普通自動車の範囲内となっているということです。
ではなぜ多く方が大型自動車と表現するのでしょう?
理由は自動車運転免許の言い方です。この運転免許での区分は道路交通法での区分です。
ですので道路運送車両法では大型自動車というものはありません。
つまり車検証で大型自動車という表現はないということです。

 


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まとめ

自動車の寸法についてご理解いただけたでしょうか?
車を購入するときには車両寸法は非常に重要になってきます。
車を買ったけど車庫に入らなかった、意外と狭かったとならないよう気を付けてください。

走路運送車両法では大型自動車という区分はありません。一般的に世間が大型自動車と表現しているのは道路交通法による分類になります。要は免許での区分になります。

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