もう学校は必要ない?!高卒から1流の自動車整備士になる為の裏技的方法

自動車整備士職

最近の自動車整備士の業界の待遇が劇的に向上してきた!

「手に職をつけたい」「高卒で社会人になっても安定して働きたい」という人にお勧めの裏技的方法をご説明します。
「そんな裏技信用できない!」という方も是非最後まで見ていってください。
実際に自動車整備士として働いて、日本全国の採用状況等を確認してみましたので地域によって多少の違いはあれど、かなり現実的なお話です。


 

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自動車業界の大体の給料は?

まず、自動車業界というのは社会の中では非常に大きな市場です。
自動車ディーラーから町の小さな自動車工場までいたるところに会社がありますよね?

そんな超大きな市場である自動車業界ですが、今整備士不足か深刻になっており各社休みを増やしたり給料を上げたりと急激に待遇改善が進んできています。
本当にビックリするくらいの整備士不足です・・・

「給料が安いからなり手がいないんじゃないの?」と思いますよね?
確かに会社によってはかなり安いケースもあります。
しかし、自動車ディーラーはどうでしょうか?

某メーカーの自動車整備士の30歳平均年収ですがおおよその金額を調べました。

残業代抜きの場合で400万円前後位の会社が多いようです。
しかも現在サービス残業なんてどこのディーラーにもほとんどありません。
ちなみに30歳位だと1時間の残業代はおおよそ1500円~2000円といったところでしょう。
1500円だとして月に20時間の残業だと3万円程度の手当てがつきますね。
そうすると多少残業有で実際の年収は430万円位でしょう。
これはあくまでも平均で、都心部だと500万円を超えるなんてデータもたくさんあります。


 

 

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学費0円、高卒で自動車整備士になるには?

高卒で整備士になるのはある程度簡単です。
ディーラーより人材確保に苦戦している民間の車屋さんの求人では未経験歓迎のものが多くあります。
でもどうせなら給料もある程度高いディーラーの方がいいですよね?

実は自動車ディーラーも意外と高校に求人を出しています。
要は新卒です。
高卒でも新卒で4月入社でないと採用は現状あまりありません。
それは高卒でも4月から入社してある程度の人数を一度に研修していくことによりコストを少なく自社で1流の自動車整備士に育てようとしているからです。
今までは専門学校を卒業して整備士資格を合格した人を採用していましたが人材確保の為に高卒で採用して自社で育てるという方法をとる会社が多くなっているからです。
この場合、会社は高校に求人情報を出します。
地域のすべての高校に出しているのではなく工業高校に求人情報を出すところが多いようです。
自分の高校に採用情報がなければ学校の先生や直接企業の採用担当に片っ端から連絡してみてください。
本当に意外と高卒OKの自動車ディーラー多くなってきています。


高卒でディーラー整備士になるメリット

メリットその1

1番はなんといっても学費がかからないということです。
奨学金で借金してまで進学をする人がいますが借金きつくないですか?
社会人になって結婚も奨学金を払い続けている人もいます。
やっぱりお金の面で専門学校に行かずに会社の研修制度を使って成長する方が早くから稼げて金銭の負担が少ないです。
むしろ給与分大幅に進学した人との差がでますね。

メリットその2

社内の研修に加え外部機関に通いながら会社負担で国家自動車整備士の資格を取得できる。

メリットその3

自動車整備士はどこでも日本全国求人に困らないので体が元気であれば結婚をきっかけに移住なんて事が起こっても仕事が無くて困りにくい。

メリットその4

18歳高卒を20歳専門卒では基本給に1万円位のと資格手当で差が出るが年に1回昇給があるので高卒は2回昇給されそれほど大きな差にならない。
※資格手当の部分で企業によって差が開くかもしれないのでしっかりと経験と勉強をして早く資格の差を無くしてください。


高卒でディーラー整備士になるデメリット

デメリット
・学歴が高卒になり自動車業界以外に転職する場合に、未経験の高卒扱いとなる。
・怠けていると将来の出世に多少影響するかも。


1流の自動車整備士になるには資格が必要!

絶対に必要な資格は国家2級自動車整備士資格と自動車検査員資格です。
どちらも整備士の経験年数に縛りがあります。
国家2級は3級の資格を必要としますので早い人で無資格から5年は必要です。
さらに自動車検査員資格はその後2年は必要です。
あくまで早い人なので目安としては高卒から順調にいって10年位は見ておきましょう。
「10年は長いよ!」と思うかもしれませんがその時はまだ28歳です。
専門学校を卒業しても検査員合格が30歳を超えるなんて事も普通にあるので焦ってはいけません。
自動車検査員まで取得すればもう無敵です!
この時点で日本中どこへ行ってもほとんど仕事に困る事はありません。

まとめ

30年前は自動車整備士は高卒で入社して働きながら会社や整備振興会等で勉強し資格を取得していくことは当たり前にありました。
むしろ専門学校で資格取得してくる方が珍しいなんて時代もあったので大先輩は高卒だらけです。
今では専門学校で資格を取得して整備士になる人が当たり前ですがここ5年前くらいから状況が変化してきました。
急激な整備士不足です。
各社求人に力を注ぎ高校に求人を出し始めています。
今では高校を卒業して自動車整備の見習いをしながら一人前になることが珍しくありません。
学費もかからず羨ましいです!
未だ学歴社会の風潮が抜けていませんが今はどの業界も人手不足に悩まされています。
学歴重視からどんどん実力重視に変化しているのをリアルに感じます。
1つの会社で終わらず、よりいい待遇の企業に自分を売るようなことも必要になってきています。
そんな世の中だからこそ手に職を、肩書は国家資格なんて自動車整備士も有ではないでしょうか?

 

 

 

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