ぶっちゃけます!
自動車整備士が語る整備士の仕事内容と待遇について・・・
こんな事言ったら現役自動車整備士に怒られるかも・・・
ごめんなさい
実際に体験した日々を告白します。
自動車整備士のキツイ仕事内容は
3K(きつい、汚い、危険)といわれています!
実は4K(きつい、汚い、危険、腰痛い)です!!
きつい
夏は暑くて汗でビショビショになり、冬は寒く、手がかじかみ1日凍えていました。
それに、とにかく仕事はハードでした。
時間管理をしっかりして無駄な時間を作らず仕事を入れていくやり方・・・
そりゃたくさんの仕事ギリギリの時間でこなしていけば会社は儲かりますよね
お客様が少しでも遅れてくると次の仕事に食い込み1時間ある昼休憩なんかまともに休める事のほうが少ないです。
17時30分が定時になりますが定時に帰れた事は年に1回あるか無いか・・・
毎日9時から21時位まで現場作業でした。
忙しい時期なんかは毎日夜中の12時を越えていました・・・
今では考えられませんよね。
全国的に労基署が入ってマシになってきているようですが・・・
汚い
車にはグリスやオイルが大量に使われていて作業時にかなり汚れます!
汚れている人は仕事ができないなんてよく言われていましたが・・・
厄介なのはブレーキダストです!
エアブローで清掃した際は細かい塵が大気中に舞って1日の作業が終わると鼻の中真っ黒になります。
俺の健康大丈夫かなって思ったりもしました。
ちなみに手はボロボロです。
ツメは汚れて黒ずみがとれず、ささくれやひび割れ、分厚くなっていく皮膚・・・
手の場所によっては像の皮膚みたいになっていました。
これは個人差がありますが、油汚れに弱かったり、手を洗いすぎてみんな荒れてきます。
酷い人はかわいそうな位・・・
危険
動いていない車を点検するにあたり危険な所はどのような所でしょうか?
車の表面(一般の人が触れる場所)はキレイになっていますが、エンジンルームや下廻り等の部品にはたくさんのバリがついています。
いつの間にか出血していたなんて事は日常茶飯事です!
ですから手は小さな傷跡だらけになっています。
事務仕事に比べるとはるかに危険だと思います!
今はヘルメットや保護メガネ等の安全対策にも力をいれているみたいですが・・・
腰痛い
現場のメカニックの先輩はみんな腰痛持ちでした。
現場では毎日タイヤを脱着したり、重たい部品の交換をしています。
無理な姿勢での作業も体にはかなりの負担です。
その為屈強な体をしていた先輩達ですら長い間の蓄積により腰痛になってしまっていました。
そんな現場での仕事を続けていくのはしんどい。
給料がいいのであれば我慢も出来ますがサービス残業も、休日出勤なんかも当り前のようにあり給料も安い。
今はサービス残業はほとんど無く、休日出勤は前に比べて少ないようです。
あっという間に同僚の整備士達は続々とやめて行きました。(先輩、後輩たちを含め)
現状自動車整備士になりたいという学生は激減しています。
そりゃそうです!
今ではインターネットで検索すれば世の中にどんな仕事があって待遇や給料、会社の口コミなんかもすぐに調べられてしまいます。
少子化で大学進学のハードルも下がっていき整備学校も学生の募集で必死です。
今では基本的に高校を卒業できれば誰でも整備学校に入学できる状態になっている現状です。
それに比べ自動車は日々進化していき電気制御化がどんどん進んでいっています。
この車の進化についていける整備士がどれだけいるのでしょうか?
ディーラーですら今では高卒素人を雇いマンパワーを確保しているところが増えていっています!
中学校のときに習うオームの法則(電気の知識)ですらまったく分かっていない人もたくさん見てきました・・・
大丈夫かこの人?何度思った事か・・・
逆に自動車整備学校に通う外国人はどんどん増えて言っております。
しかも国や家族を代表して日本で勉強するという強い意思を持っています。
日本語のハンデさえ無ければとても優秀です!
このままでは日本の自動車業界はやばいかも・・・
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