こんにちは♪
自動車業界歴15年以上の国家1級自動車整備士です。
この記事では自動車整備士は働き始めてからメチャメチャ勉強するので覚悟が必要な現実について説明していきます。
自動車整備士は学校を卒業して国家資格を取得してから就職する人が多いです。
でも、実は学校で国家資格の取得に向けて勉強するよりも就職して社会人事になってからの方が勉強します。
会社の中でどの部署よりも勉強します!
就職後めっちゃ勉強しなければいけない理由
①メーカー独自の社内検定制度
ディーラーのような自動車販売会社では各メーカー独自の教育制度がありそれぞれ認定制度がぞんざいします。
日産検定3級、ホンダ検定2級、トヨタ検定1級のような各自動車メーカーの認定試験があり、自動車整備士はその認定試験に合格そる事によりステップアップしていきます。
さらに説明するとその認定級が1級以上無いと正直出世せきません。
要は将来的な給料に影響していきます。
特に各メーカー認定制度の1級やそれ以上の資格についてはかなり真剣に勉強しないと取得する事ができず、対象整備士はハードな仕事が終わってから夜遅くまで勉強する日々が続きます。
しっかり勉強して合格するような人は試験の2~3か月前から毎日3時間以上、休日には5時間以上勉強していましたなんてよく耳にします。
あなたは社会人になってそれだけの勉強ができますか?
僕は社会人になったら学生時代のツライ勉強とはおさらばと思っていました。
②自動車検査員の国家資格取得
自動車整備士になってどんどん実力をつけていくと主任者に選任されその後検査員になるべく自動車検査員資格を取得するために法律の猛勉強をしなければなりません。
超カッコよく例えると「自動車業界の法律家(検事)」みたいなものですね(笑)
この資格がまた覚える事が多すぎてきついんです!
暗記です!
この資格を取得するとなんと検査員手当が付くようになります。
取って当たり前で資格手当0円の会社もありますし、重要な資格だからと3万円の資格手当を支給する会社もあります。
検査業務時はみなし公務員として検査業務を行うので責任重大です。
手当は最低1万円程度はいただきたいですね!
それだけの責任があります!
③各メーカーの全国技術コンテスト
これは全員が対象となるわけではありませんが、選手として会社の代表に選ばれると通常業務はせずに毎日朝から晩まで勉強が仕事となる「勉強サイボーグ」となります。
このコンテストは会社のプライドを一身に背負って各会社の代表が戦います。
学科問題と実技問題の協議ですので特に実技は果てしない勉強が必要になります。
このコンテストは2年に1回程度行われます。
代表に選ばれた時点でかなりの出世コースといえるでしょう!
ただ会社の代表として競技するので1年間毎日猛勉強で整備の仕事をしないようにしている会社も存在するらしいです。
まとめ
このようにディーラーの自動車整備士は就職してから猛勉強の日々が定期的にやってきます。
社会人の平均勉強時間が1日6分といわれる世の中です。
自動車整備士は勉強の人生になります。
ただ、どれも会社のバックアップがあるので後は自分自身のやる気次第です。
自動車整備士になったからといって油断しないで勉強するはしっかり努力する事が必要になりますよ♪
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