車を購入するにあたって販売店をどのように決めていますか?
・職場からの距離が近い
・たまたまふらっと立ち寄った
・親の代からの付き合い
など様々です。
ですがこのような販売店の選択方法では車をよりお得に、安く購入することはできません。
同じ車を購入しても10万円、いやそれ以上お得に買える方法があります!
下取り車がある場合40万円~50万円もの差が出た事例もあります。
・値引き金額の決め方を比較する
この2つを比較すればたくさん値引きをしてくれる販売店を簡単に探すことができます。
国家1級自動車整備士資格、自動車検査員資格を保有。車業界20年の経験から得た知識をお伝えできればと思います。
複数の店舗で見積もりを比較する方法
購入を検討している車があれば販売しているディーラー2社以上、同型車種を販売している他メーカーのディーラー1社以上で比較してください。
注意点は完全に別会社での比較が必要だという事です。
同じメーカーだと会社が同じで別店舗なだけだったり、グループ会社だったりと値引きの水準が同程度となって比較するメリットがありません。
グループ会社ではない完全別会社で比較してください。
他メーカーでの見積もりをもらう理由
自分が欲しい車、検討しているメーカー以外になぜ見積もりをもらうのか?
それは、販売店側もライバル車種として認識していて競争意識を持っているからです。
単純に値段の比較で交渉材料になるうえ装備や用品オプションの比較ができます。
本命車両の用品オプションをサービスしてもらったり値引いてもらったりと条件を提示しやすくなります。
また、初めは検討していない車種でも実際に見積もりをしてもらうことでその車の魅力に気付くことができるかもしれません。
値段や安全装置の性能、乗り心地などより満足いく車を選択できるようになります。
では、実際に各販売店でどのように値引き金額の比較をすればいいのでしょうか?
同条件で下取り金額も確認
同条件でなければ比較の意味がありません。
オプションも含め同条件で、いくら値引いてくれるのか確認してください。
スタッドレスタイヤやホイール、延長保証、点検のメンテナンスパックなどを見積もりに入れていくと複雑な見積もりになり何でいくら値引きされているのかわかりにくくなります。
比較用の見積もりはシンプルに車両価格と後付けオプションのみにすることで後からの比較もしやすく、商談時に混乱せずに済みます。
先ほどのようなタイヤ、延長保証、メンテナンスパックは購入販売店を決めた後にしっかりトータルで値引きの商談をしましょう。
商談時の比較はスタッフの値引き権限に注目せよ!
値引きにはスタッフ毎にいくらまで引けるかの権限があります。
上の立場になるにつれ権限の裁量が大きくなっていきます。
このように立場が上になるにつれ値引き金額の裁量も大きくなっていきます。
店舗営業スタッフの権限で値引いた10万円と店長権限でやっと10万円値引いてもらったでは前者の方が本商談時に期待ができます。
ですので、どのレベルの権限でいくら値引いてもらえたかが重要で、そのレベルを出来る限り合わせて比較しましょう。
ここまで比較することで後悔しない車の購入ができるようになります。
時間はかかるかもしれませんが何万何十万円と差が出る買い物において損をしない、後悔しない買い物にする為には是非試してみてください。
1日で10万円稼ぐことはできなくても1日の行動で10万円安く車を購入することは誰にでもできます。
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