40歳後半での自動車整備士は転職で引っ張りだこ

自動車整備士職

こんにちは♪
自動車業界歴15年以上の国家1級自動車整備士です。

今回は自動車整備士は40代になっても転職で引っ張りだこ!
について実例をもとにご紹介します。
先日、求人会社から40歳代後半の自動車整備士の紹介があり、各自動車会社から多くの採用検討が行われる状態となりました。
「要は採用したいけど面接して決めさせて」という状態です。
さすが自動車整備士!

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なぜそれほどまでに企業からの採用検討が得られたのか?

やはり手に職は転職において最強だという事です。
それが人材不足な業界であればなおさらです!

普通40代後半の人が仕事を探している場合企業に対して条件を提示したり、複数の会社から自分が働く会社を選ぶ事なんてまずできませんよね?
それが自動車整備士ならできちゃうんです!
給料もその会社の同年代達と同等の年収も全然可能です!

健康な体さえあればそこそこの年収を約束されることでしょう!
そして日本中どこへ行っても車は走っています。
つまりどこに行っても仕事に困らない資格となります♪

自動車整備士はなぜ最強なのか?

自動車整備士は経験を経て徐々にスキルアップしていき数年かけて1人前になります。
やはり職人ですね!
ですが整備士は現場の経験だけではスキルアップに限界があります。
エンジニアでなくチェンジニアとよく言われますが、ただ部品を交換するだけしかできない自動車整備士をチェンジニアといいます。
部品交換であれば時間と経験さえあれば誰でもできます。
そうならないように各企業で社内研修や認定制度をもうけて知識豊富な自動車整備士へと育てます。
そこには何百万といった経費や多くの時間を費やします。
そうして自動車整備士は最強の道を歩んでいきます。

自動車整備士資格自体が最強

国家資格の中には取得してもあまり役に立たないものも存在します。
要は取得するメリットが保有していると名乗れてお客様の印象が良くなる程度の意味しかない資格です。
しか、自動車整備士資格は多くの意味を持っています。
自動車整備工場は「認証工場」と「指定工場」の2種類があります。
ディーラーの自動車整備工場のほとんどが「指定工場」となり車検ができる検査ラインを持っている工場です。
指定工場を維持するためには工員の1/3以上の自動車整備士が必要となりますので会社を維持するのにどうしても必要な資格です。
検査員資格を取得していれば鬼に金棒です!
検査員不足の企業はその資格に月3万円とか時には5万円の手当てを支給しているなんて事もあります。
うちの会社も昔は検査員が少なく余裕をもって在籍していなかったので自動車検査員の位置が以上に高い時代もありました。

自動車整備士は車を販売する会社には必須人員

自動車を販売している会社はコンビニよりも多いです!
見渡せば車屋なんて地域も多くあります。
特に地方は車は生活になくてはならないものです。

自動車を販売するのには購入後のメンテナンスは切っても切れない関係にあります。
販売だけでなく、その後の点検や修理がない限り次の代替えにつなげる事は出来ないのです。
その為おおよそその会社の1/3~1/2の人員は自動車整備士になり、今後も自動車整備士の需要は減らないでしょう。
ところが自動車整備学校の生徒は僕が通っていた15年以上前と比べて半分程度まで減ってしまっているのが現実です。
企業が自動車整備士を欲しがる理由がわかりました?

自動車の車検制度が業界の切り札

自動車業界は日本の車検制度によって守られています。
この自動車の車検制度が無かったら整備士は今の半分程度の人数で十分です。
車検制度が無くなったら何十万にいや、何百万人の人が路頭に迷うでしょう。
車検は自動車業界になくてはならない重要な制度ですがそんな制度が無い国もあります。
それだけ日本の自動車業界は守られているのです!
さすが日本の自動車業界!
自動車販売会社は「車の販売」「点検・修理」「板金修理」「保険手数料」など様々な部分で利益が生まれます。
この中でも自動車の点検・修理費用は多くの売り上げとなり自動車整備士は業界で優遇される立場にあります。

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まとめ

自動車整備士は大変な仕事ですがしっかり会社を選ぶ事により結構いい待遇で働くことができます。
しかも、今後人材不足によりさらに待遇が向上していく可能性が高い。

しっかりと知識、技術を身に付ければ日本中どこでも働くことができる。
しかも、就職先を探すのはめちゃくちゃ簡単で名乗りを上げればシニアになっても企業側から名乗りを上げてくる。

医者や弁護士などみたいにすさまじく稼げるわけではありませんが正直そこそこの給料になるでしょう。
そんな、会社から求められる人材として働ける自動車整備士を目指してみてはいかかでしょうか?

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